Aardvark - Aardvark 1970

 1970年頃にはまだ鍵盤も発達していなくて、というか発展途上中で、試行錯誤状態だったりメーカーによって色々と開発していたりしてて、代表的なところでは多分、メロトロンとかハモンド、ムーグなんてのが鍵盤の神器だったハズ。その辺からシンセ時代に突入して…なんてトコか。一方ではレスリースピーカーなんつう回転するスピーカーなんていうのもあったり、強者はマーシャルやハイワットから鍵盤の音を出力したりして凶暴な音を創り出していたものもある。こうなると俄然ギターのハードロックと大差なくなってくるんだよ。そんな無茶なことをやりながらもとんでもないアルバムを創り上げたバンドがある。

 Aardvark = アードヴァーク、と読む。1970年デッカ、デラムの傘下であるノヴァレーベルからのリリースで、このレーベルも実験的なところで、20タイトルくらいしかリリースしてないんじゃないか?ただ怖いことに、この頃のデッカ/デラム盤に共通なのがS付きS無しっていうヤツ(笑)。いや、企画番号が「SDL」だとステレオ盤で「DL」だとモノラル盤っつう…、アナログだと裏面上部にそれが記載されていて矢印でそれが指定されているんだけど、まぁ、音の話じゃないからいいか(笑)。気になった人はその辺結構ネットにあるから調べてみると面白いよ。レーベルの話はね、歴史です(笑)。で、このバンド、ノヴァレーベル内の話だけど、ブラック・キャット・ボーンズの次にリリースされたバンドです…、うん、いいか、そういう話は…。

 初っ端からオルガンをアンプで歪ませたに違いないと言わんばかりの超ハードなオルガンサウンドが鳴り響いて、そうだなぁ、オジーが一番近い感じの歌が迫ってくる…、オジーっつうんでもないけど、ちょっと似てるかもしれん。それが凄く強烈なんだけど、歌が入るとバックは結構静かなレスリー系の音になって静と動を使い分けてるね。聴いているとやっぱ英国って面白いなぁ、とつくづく思うんだよ。アドリブ的な曲になるとオルガン大活躍で一気にプログレッシヴな演奏に入るし、ベースもなかなか弾きまくり。やっぱ歌が弱いんだろうな。もちろん曲の出来映えもB級なので決してメジャーになれるメロディラインやセンスなんてものではないんだけど、それがまた良い、っつうかこの頃の特性で、聴けば一発でわかる英国の香り。ちなみにこのバンドもギターレスでのハードロックに挑戦しているバンド、挑戦でもないけど試しているバンド。クォーターマスよりこっちの方が好きだなぁ。しかし曲のダサさがたまらん…。うん、CDで簡単に手に入るなんて幸せな時代だ…。

Accolade - Accolad 1970

 ゴードン・ギルトラップという英国のギタリストをご存じだろうか?日本では知名度がほぼ皆無に近い人なんだけど英国では相当の知名度を誇る、らしい。リチャード・トンプソンなんかも似たような部類なんだけど、ゴードン・ギルトラップも同じ類の人だ。そしてゴードン・ギルトラップの場合はバンドに恵まれなかったがためにロックシーンでもそこまでメジャーになることがなかったってことだ。バート・ヤンシュに憧れを抱いたギターの名手なのだが、あくまでもギタリストだったのでなかなか知られざる人になってしまったのかな…。かく言う自分も名前だけは知っていたものの作品に接触する機会がなくて見過ごしていたのが事実なのであまり大層なことは言えないのだが…。

 そんなゴードン・ギルトラップがバンド結成してデビューした初々しい頃の作品「Accolade」…ってか「Accolade」ってバンドの一枚目です。CDになってるのか?どうか知らないんだけど、アマゾンにはないなぁ…。まぁ、CDになってなくてもおかしくはないけど、でもねぇ、やっぱり聴けるなら聴きたいじゃないですか。あ、自分もアナログ手に入らなかったので昔に手に入れたカウンターフィット盤です。だから偉そうなことは書けませんが…、だって聴きたいんだもん。邪道かもしれんが…。

 さて、その音なんだけど、冒頭からキレのよいアコギによる何とも不思議なサウンドが広がります。フルートなんかも入ってくるので英国的アコースティックを狙っている感は強いんだろうけど、ゴードン・ギルトラップのギターがシャープで鋭くてかっこよすぎる(笑)。歌のソフトさとか楽曲のソフトさを全てギルトラップのギターがエッジを立ててしまうという感じ。何だろうねぇ、こういう不思議な音ってのは。12弦だからってだけでもないし、そのヘンがバート・ヤンシュ指向なのだろうか?この頃多分20歳前後くらいっていうからやっぱり天才肌のギタリストだ。楽曲とか歌とかに耳が向かないのは問題だが、しょうがない…、それくらいにギターが光っている。

 …が、もちろん作品として、アルバムとして聴くのでそういう予備知識的なものをなしに聴くとですね…、1970年の作品でして相当しっかりとした出来映えのアルバムで、歌メロの旋律もモノ哀しく英国的なラインがゾクゾクと出てきます。やっぱそこかしこで聞こえるフルートってのが情景を巧く醸し出していて、バックはウッドベースみたいなのとアコギだからうるささは全くない。結構大らかな感じもあるしカントリーとか好きなんだろうなぁ〜ってのもわかるけど、つぶさに奏でる音が美しくて、実は相当の名盤と呼ばれても良いんじゃないか?中には10分弱の曲や13分くらいの曲まで入っているんだから楽曲構成としてもしっかりと出来ているし、ダラダラな音が続く訳でもなくってしっかりと聴かせてくれる曲だしね。未だ見ぬ名盤ってことで記憶しておくには良い作品です。

 ゴードン・ギルトラップってその後は割とメジャーな活動もしていてリック・ウェイクマンとのコラボなんてのがウェブであちこち出てきた。何かの機会にこの人の遍歴も追ってみようかな…。ただ、たまに聴くからこういう音は凄さがわかるってモンだからな(笑)。

Adrian Gurvitz - Sweet Vendetta (1979)

スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)(K2HD/紙ジャケット仕様) 自分の中でほとんど聴かない音楽のスタイルのひとつにAORっつうのがある。今でもAORなんて通じるのかな…。Adult oriented Rock、のような略称だった気がするが、とにかく昔は日本もポップスもとにかくAOR一辺倒だった時期があってもちろん自分もまだ学生だったころなんだけど、周り中皆聴いてたり持ってたりして何だこりゃ?って状態だった。自分的には幼心にもあまり馴染まない音楽だな…なんて思っててほとんど聴かなかった。いわゆるTOTOとかエア・サプライとか日本だと大滝詠一とか松任谷由実とかそういう類のものだ。そりゃまぁ聴きやすいんだろうから売れたワケで、今でもビッグネームはたくさんいるんだが、これがまた全然受け付けなくてダメでさ(笑)。ま、ここのところ何か違う方向に進んでいるウチのブログの流れもあってちょっと面白い所にタッチしてみるかと思ってね、普通にAORは聴きたくないから進まないけどちょいとロックな流れから行ってみよう。

 1979年にリリースされたAdrian Gurvitzのファーストアルバム「スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)」だが、これがまた完璧なAOR作品でしてね、どころかエイドリアン・ガービッツってのはAORの申し子だ、みたいな名の上がり方で過去の英国ハードロッカーとしての側面はあくまでも下積みの時代でしかないということで、ここを評価してもしょうがないんだみたいなね、そんな感じ。っつうかさ、誰もそんな所聴かないし、この「スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)」以降のエイドリアン・ガービッツを聞くワケですよ、普通。なんつってもソロアルバムとシングルをいくつもヒットさせた後、裏方で作曲家になってバカ売れして大成功、そこからは自分のプロジェクトでプロデュースもしたり自身で音楽やったりもしてなかなか悠々自適な環境を手に入れたようだ。昔の英国ハードロックをやってたらそんな生活にはならなかっただろうから、人生の成功を手に入れるにはなかなか正しい道を選んだようで…。

 はて、その音だが、1979年の作品ってことでその前のグレアム・エッヂとのアルバムが1975年と1977年にリリースされているのでこの変身はその数年の間のお話。しかしグレアム・エッジのアルバムにはそのヒントとなるAOR紛いの曲が幾つか聴けるワケで、なるほどそんなセンスと方向は悪くないとも思えたのだろう。その聖歌がしっかりと開花したファーストアルバム「スウィート・ヴェンデッタ(甘い復讐)」だが、冒頭から驚くくらいの軽やかなAORサウンドとファルセットの優しく爽やかな歌声が聞こえてくる。歪んだギターなんて皆無なディスコ調のビートに軽やかなメロディが流れ、そのおしゃれなサウンドは耳あたりも良く番人の邪魔にならないサウンドとしては素晴らしいものだ。全く記憶に残らないサウンドってのも見事な出来栄えで、自分的にはやっぱり素通りしていく音楽になっていた。いや、これまでエイドリアン・ガービッツがAOR化したんだよ、ってのは知ってたけどほとんど聴いてなかったんです。だから今回真面目にアルバム通して聴いたの初めてで、ここまでイッてしまっていたのは知らなかった。見事な音楽センスに脱帽です。普通は嫌われない見事なサウンドです。

Affinity - Affinity 1970

Affinity ヴァーティゴレーベルからは実に興味深いバンドがリリースされていて、正に混沌とした英国ロックの歴史を物語るに相応しいレーベルの代表格と言ってもよかろう。うん。1970年にリリースされた今や幻のバンドと化したアフィニティもその一つで、もちろんアルバム一作のリリースで解体し、ボーカルのリンダ・ホイルは後にソロアルバムをリリースして一瞬だけシーンに残るもののこれもレア作品としてマニアに受けるアイテムとなったのみだ。この時期の英国ロックの特徴でもあるんだけど、やっぱりジャケットの醸し出す鮮明な印象がバンドの音楽を物語っており、アフィニティの場合はキーフによる超代表的なアルバムになっている。オリジナルのレコードでは当然ながら見開きジャケットが採用されていて、水辺に佇む女性の前に実は白鳥が二羽彷徨っているのだが、CDではこのインパクトが実に薄く、迫力を欠いているところはサイズの問題が大きいのかな。しょうがないんだけどさ。やっぱり英国ヴァーティゴオリジナル盤のインパクトは凄いんだよな。

 一方音楽性の方ではこれまたB級なんだけどオルガンが頑張っていて、このバンドの特徴としてよく挙げられるかな。確かにギターにしても結構頑張っているんだけどイマイチハジけないリードだし、バッキングでも特筆したノリがあるわけでもないのでやむを得ないかな〜っと。その他楽器も割と平凡な無難な演奏で、曲構成はというといわゆるプログレ的というのとはちょっと違う。オルガンが全面に出ているのでそういった印象が強いんだけど冷静に聴けばどっちかというとブルースロック的な側面もあって、ギターではないオルガンによるブルースの解釈に加えて、リンダ・ホイルという正にブリティッシュな女性ボーカルがアルバムの湿っぽさに輪をかけているっていうところかな。決して誰しもが聴くべきアルバムではないけど、アチコチで取り上げられることもあるマニア受けするバンドとジャケットなので結構好き♪

 最近幻のセカンドアルバムっていうことで突如として未発表音源もリリースされているけど、未聴のためコメント不可。こういう幻のバンドの発掘音源ってのも凄く貴重なのはわかるんだけど、大切に誰も触れないでそっと置いておいてほしいバンドのひとつだったかな。ちょっとだけメジャーな話とするとベースにモ・フォスターが参加したバンドってトコくらいか。

Agnes Strange - Strange Flavour (1975)

Strange Flavour 感覚的によく分かんないけど、英国からドイツへの出向バンドってのは日本でイマイチ売れないから韓国や中国に渡って活動して商売する、みたいなモンなんだろうか?陸続きだからもう少しドサ回りに近い感覚なのだろうけど、その手のバンドって昔から英国には多いように聴く。ビートルズだってハンブルグでドサ回りしてたワケだし、身近な場所なんだろう。そのおかげで英国ロック史で語られるバンドもあればまるで語られず、ドイツのロック史に語られるバンドもあったりする。自分の知識レベルではあまり後者のバンドは知らず、そうだったのか…と感心することしきり、まだまだ学習ですね。

 1975年にドイツの小さなレーベルからデビューしたAgnes Strangeというバンドの「Strange Flavour 」というアルバムです。全員英国人ながらもなかなか英国で芽が出ず、拾われたのはドイツのできたてホヤホヤのレーベルだったとか。音を聴いて一発でわかるように、これは売れなかっただろう(笑)。B級を飛び越えてC級までまっしぐらなバンド=アマチュアレベルに毛が生えた程度のオリジナル作品の楽曲群、そして特筆すべきところがまるで見当たらない楽器演奏陣とボーカルという何とも書くに困る題材でした(笑)。40年近くも前のマイナーなバンドの話なのでね、自分が70年代ロック好きでバンドやってオリジナル書いてた時にもこんなような曲っていくつかあったなってレベル感なんです。それはそれで好きな音なんで、酷評できるもんじゃないです。ただ、レベル感がその辺に近いかな〜と。ただ、やっぱり時代のど真ん中にいたからか、ヘンに考えられてて骨太なサウンドになってるというのは面白い。書き忘れてたけど、基本的にトリオのハードロック…R&Rベースに近いハードロックで、歌はダミ声に近い感じで実に男臭いバンドで、確かにドイツでウケる感じの音です。

 曲によって完成度がまちまちなのは作られた時代の違いなんだろうなってのがわかってしまうけど、カッコ良い曲が幾つか入ってて嬉しくなっちゃうね、こういう音。アドリブやインプロで押すでもなく楽曲で押すでもなく、単にヘンにコネクリ繰り回して成り立ってしまっている「Loved One」とか面白い。ほかも小奇麗にまとまることなく、ベタな音でマイナーロック好きのハートをくすぐるサウンド満載で愛着持てますね。聴いてるとやっぱり英国だな〜って感じが強いので自分的にはかなり◯な部類…ってか好きです。応援したくなる…、そんなバンド。ジャケットだってシャレてるじゃないですか。相変わらずツボにハマるコレクションを披露してくれる某コレクションシリーズ、続々と続いてくれます(笑)。ちなみにブログ盟友Cottonwoodhillさんトコでもかなり詳しく取り上げているのでいつも情報収集に感謝♪

Amazing Blondel - England 1972

England  アコースティック中心に、それでもロック的側面を多分に持ったバンドが続いているが、その流れで〜なんてコレクション漁りしていて、あぁ、これもどうだっけなぁ…、なんかお上品だったような気がするけど、別のアルバムにはポール・コソフが参加していた経緯もあるし、もう一度ちゃんと聴いてみますかねぇ…って感じでチョイスしてみました。

 アメイジング・ブロンデルの4枚目の作品「England」でして1972年リリースのアイテム。割と有名なんじゃない?アナログ探してた時もすんなりと英国オリジナル盤を安価で手に入れられたからこんなもん?って感じだったけど、もしかしてオリジナルじゃなかったのかな?ちとザラついた手触りのジャケットだったけど。まぁ、それはともかく、タイトルからしてもう「England」ですからね、果たしてどんな音?って期待は持つでしょう。そして聴いてみると…、確かに「England」なんです(笑)。よくわかんないけど、宮廷音楽ってのか…、あちこちの解説なんかでは古楽器を使った宮廷音楽と評されていることを見かけるんだけど、まぁ、古楽器ってどの辺を指すのかよくわかってないので、書けないんだけど、確かに映画とかで見るような宮廷音楽的な印象で、フルートやらジグリールやアコースティックやらよくわからない音がかなり絡んでくる。実に聴きやすい作品で、気品の高さと尊厳を感じる音です。安易にそこらで聴いて良いというような代物ではなくって、きちんとターンテーブルの前に正座して聴く感じ(笑)。あ、どこかのお姉さんは常にこうやって聴いているようですが…。

 それで、音としては非常〜にリラックスして格調高いサウンドなのでジャケットの雰囲気と共に素晴らしい音なんだけど…、正直言って物足りない。なんか刺激というのかエッセンスと言うのか、毒というのかロックらしさってのがないから別に流れている分には非常によくできているから良いけど、聴くってなるとちょっと拍子抜け。まぁ、それを狙ってのアルバムだったのかもしれないけどさ。そうだとしたら凄く成功している。レベルは非常に高くて誰にも真似できないけど、流れるだけっていう…。格調高すぎるのもロックの世界では大問題だとこういうのを聴いてみて思う。適度にスレてないとねえ…。

 とは言えども、時代を超えて聴く価値はたっぷりとあるバンドだと思いたいのでまだまだ聴く機会を持ちたい、と考えますな。どんな時に聴くのが良いのかわからんけど…。しかしアマゾン…っつうかこのCD今入手しにくいんだ?う〜む…。

Amazing Blondel - Mulgrave Street (1976)‬

マルグレイヴ・ストリート  英国のちょっと高尚で牧歌的なサウンド…そっちに入ってくるといくらでもバンド名は思い付くものがあって(笑)、ただそのヘンって表現が難しいし好きな人が楽しむ世界になっちゃうんだけどさ、まぁ、そういうバンドもたくさん昔はあったんだよ、みたいな意味合いで紹介していくのも良いか。しかしこうして色々な形で様々なバンドを思い起こしたりするんだけどもちろんネットで情報漁ったりするとそれなりに出てくるもので、文化継承という意味ではまずしっかりと土壌は出来ているんだなと。問題はそういう音を聞く人達が減ってきているんだろうな、もしくはどんな形でこういうマイナーな音世界を伝えていって聴いてもらっていけるかっつうあたりか。別に文化継承という意味を捨てれば単に良いものが残り続けるって話だけどさ、良くなくても残って欲しいのいっぱいあるから(笑)。なんだっけ?あぁ、土着的フォークの話です。

 1976年にリリースされたアメイジング・ブロンデルというバンドの6枚目の作品「マルグレイヴ・ストリート」です。何でまたこのアルバムかっつうとですね、一番ゲスト陣が豊富で話題にもしやすいし取っ付き易いんじゃないかという思惑ですが、単に古楽から英国伝承音楽と流れてきたのでロックと伝承音楽を混ぜこぜにしたバンドっつうかアルバムってことで良いかな、なんて。まぁ、自分的にも確か…ってのはあったけど誰が参加してたっけ?とか思うのもあってさ。ゲスト陣営そのものはすごいよ。

Eddie Baird(vo,g,p,b) Terry Wincott(vo,g,per,fl,p) Paul Kossoff(g) Mick Ralphs(g) Rabbit(p,org) Eddie Jobson(vln,syn,p) Mick Feat(b) Alan Spenner(b) Pat Donaldson(b) Boz(b) Simon Kirke(ds) William Murray(ds) Sue Glover(vo) Sunny Leslie(vo)

んな感じでクレジットされているからさ。問題は誰がどこで参加しているかっつうことで、そのプレイを聴いてみたいワケです。「Hole In The Head」で存命時最後の仕事に誓いんじゃないかと思われるポール・コゾフのギターが聴けたり、これはもう聴けば一発だけど、やっぱりね、押さえておきたい。冒頭から弾きまくりで、誰がどう聴いてもコソフだし、知らなくても何だこれ?ってなるくらいエモーショナルに音が鳴っていて、さすがにコソフ。自分の世界をそのままここに持ち込んでいるのではっきり言って楽曲なんかどうでも良くてコソフの泣きを聴くためにある曲。泣けるなぁ…。そして続く「Help Us Get Along」ではバドカンの楽器隊三人が演奏してる。「All I Do」って曲ではサイモン・カークとラビットが参加、冒頭と最後ではエディ・ジョブソンがバイオリンで華を添えている。

 これだけのゲスト陣は確かレーベルメイトという間柄で参加しているハズで、そりゃ英国伝承音楽系を奏でるAmazing Blondelというバンドに何故にブルースロック連中がよってたかって参加する?ってなもんだが、それなりに面白い試みではあったんだろう。この時期のアメイジング・ブロンデルってメンバーは二人しか残っていなかったみたいだからね。ま、もともと3人で始まっているんだが…。

Andwella - People's People (1971)

ピープルズ・ピープル(紙ジャケット仕様)  英国スワンプ・ロックの雄として長きに渡って知名度を高め、40年かけて知る人ぞ知るアーティストから割とニッチな人が知っている人、というレベルにまで名を上げたのがDave Lewisさんだろうと思う。こんだけ長い間に渡ってようやくそこまで評価されるに至ったってのはある意味クラシックな芸術家と同じ領域でもあり、ポップスの世界の感覚ではない(笑)。なんでそんなに評価されるのが遅いんだ?ってな感もあるけど多分賛否両論が分かれるからだろうなぁと自分は思っててね、ってのはさ、元々スワンプ系は苦手なんで、聴かないってのあるけどさすがに「Love & Poetry」くらいは通るワケで、今回取り上げた「ピープルズ・ピープル」ももちろん通るんですよ。ただ、響きにくいってのが大きいかな〜。無茶苦茶英国だし美しいし聴きやすいし哀愁漂うし、ホレる…ってのわかるんだが、そこでBGM以上になれるかどうかってのがあってさ、自分はどうしてもそこまで、になっちゃうんだな。

 先に話を書いてしまっているけど、1971年にリリースされたロック界で異端の名盤扱いされているAndwellaと言うバンドの「ピープルズ・ピープル」という作品。元々Dave Lewisという人がAdwella's Dreamというサイケなスワンプみたいなのを作ってて、ニッチ産業では評判だったけど、そこから数年後、かなりノスタルジックにブラッシュアップしたAOR的ですらあるサウンドでバンド形態になり戻ってきたのがAndwella。ほんわかってのがあったり熱唱したり、色々な曲が入ってて確かに多彩な名盤とも言われるけど、全てが薄くて細い。それこそが魅力的ってのもあるけどね。自分では英国好きだけど、どうもな〜、ちょっとアメリカらしすぎるっつうか、何か薄いのがイマイチで良くわからないアルバム。多分英国好き失格って言う人の方が多いと思う。しょうがないよな、そればっかりは。

 ってことで、一応持ってるし聴いたんだけどね、ダメなのはダメ…たとえそれが世間一般で名盤であっても、ね。まぁ、YouTubeで全部聴けるから聞いてみてよ。女性ボーカルだったら萌え萌えなんだがなぁ…。

Andwellas Dream - Love & Poetry 1969

Love & Poetry (Reis)  英国サイケデリックとポップを語る時に必ず出てくるのが、Andwellas Dreamの「Love & Poetry」という作品。そしてデイヴ・ルイスのアルバムだったりこの後の改名後のバンドAndwellaだったりするのだが、まぁ、何を紐解いてもぶつかるバンド名でして、それなのに全く手に入らない状況が続いていて、困ったモノだ。今ではCDが割と再発されたりしているので探せばてにはいるだろうしネットでもあるかもしれない。だけど前は再発なんてあり得なかったし、アナログなんて見かけることなかったし、見かけてもとてもとてもの値段だったろうしね。結局カウンターフィット盤で手に入れたのが最初かな。

 1969年リリースの「Love & Poetry」というジャケットからして結構かっ飛んでるアルバムでして、まぁ、何を読んでも褒め称える記事しかなかったワケですよ。なので探してたけどね、カウンターフィット盤を見つけた時にはそれでも喜んだもん。そんで音を聴いたんだが…、かっこよい曲もあるし訳の分からないのもあるし、そんなに褒め称えられる程の作品かと云われると違う気もする。ただ、裏切られる程でもなくってやっぱり良いんだろう、というレベルだった。まぁ、期待が大きかったからだろうけどね。

 音は…時代の象徴でもあるけど、トリオ編成のバンドにフルートなんかのゲストってことで何故かあのBob Downesが参加。3曲目とか良い味出してるんでしっかりと役割を果たしているんだが…、最初のサイケデリックなファズギターが目立つ「The Days Grew Longer For Love」なんてのは時代を反映した面白さはあるが、基本的にデイヴ・ルイスの意図する楽曲の骨格が見えるので、そのセンスはさすがに面白いと思える。ただ、アレンジをあれこれいじって冗長な感じを防いでいるってところかな。手放しで喜ぶ程の作品ではないけどかなりの秀作なのは確か。難しい…というか、表現しにくい英国さの出ている音なのかな…。別の評論なんかでは英国スワンプの初期作というのもあったりするんだけど…、ねぇ。

 そういうのをなしにするとかなり良質なポップメロディとアレンジを配した聴きやすい作品。ほとんどが3〜4分の曲でアルバム「Love & Poetry」が構成されているし、そうだなぁ…、キンクスの「フェイス・トゥ・フェイス」あたりの音っても通じるかな。そういう比較で良ければだけど(笑)。5曲目の「Clockwork Man」なんて全くそういう感じに聞こえて楽しい。曲を選ぶバンドかもしれないね。まぁ、悩まなくても手に入れやすい時代なのでいいよな…。

Apple - An Apple a Day 1969

An Apple a Day  サイケデリックの宝庫となる60年代末期には各レーベルがこぞってサイケバンドを世にリリースし始めた時期で、その数の多さにはコレクター見地からしてみるととてもじゃないけど追いつけないくらいのものがあり、なかなか大変な世界…だから楽しいのかもしれないけどね♪

 で、中でもバンド名からして「え?」って感じの「Apple」というバンド。世の中ではMacのAppleとビートルズのAppleレーベル競争はあるものの、この「Apple」と言うバンド名にが誰も文句を言わないという、実力主義の世の中を表している事例だね。これが、実はかなりメロディーが良くってツボにはまる泣きがあるんだけどね。この頃のサイケはカラフルで面白い♪また、Rainbow Ffollyというバンドも同時期に出てきたカラフルサイケの名盤で実にユニーク。ま、ジャケからしてサイケなので言わずもがなってのがあるんだけどさ。他にはスキップ・ビファティっつうバンドも面白いなぁ…。いや、でもこの辺はサイケの名盤でそのアプローチスタイルが面白いのでオススメかな。

Aquila - Aquila 1970

Aquila  ロックフィールドへのジャズの持ち込みってのには全く異なったアプローチがあるってもので、シカゴが代表的だけど、ブラスロックというカテゴリを作ってしまうくらいに独自の世界観を知らしめている。ジャズを持ち込んだというよりもビッグバンドによる管楽器隊を持ち込んだだけなんだけど、ロックのドラマ性には見事に当てはまったということで、ウケたようだ。もちろん英国にもそのような試みを実験するバンドもあったワケだが、なかなか一本スジとして打ち出せなかったが故にそのまま消えていってしまった、ってのはあるのだな…。

 Aquileっつうバンドの唯一の作品「Aquila」がそれですな。1970年リリースなので、まぁ、時代の最先端を独自の解釈を含めてプレイしていたってところなんだが…、元々の楽曲に問題があったのか全く知られることもなく消えていった作品。アプローチは非常にユニークなもので、アコースティックやサイケデリック風味や60年末期のポップサイケ的なメロディがあったりクリームやジミヘンで聴かれるドタバタ的なバンド演奏ってのもある。そこにブラス隊が控えめに絡んでくるっつうのが基本。思い切りブラスロックです、って言い切れないのがその微妙さでして、快活にパッパー!と響かないんだよね、英国だから(笑)。音の中のひとつとしてしか出てこなくてさ、その元音がどっちつかずの音だから=ハードロックでもサイケデリックでもない音なので、ブラスは当然生きないわな…。どこかブラスソウルジャズ風な土臭さが渦巻いているもんね。

 A面はそんな曲の塊で、それなりにもちろん楽しめるんだけど段々テンションが落ちてくる(笑)。B面は組曲になっていて結構構築美を重視して作っているみたいなのでなかなか楽しめる。ハモンドからフルート、もちろん管楽器とアコギの組み立てから始まって白熱した演奏に突入していくという面白さがある。う〜ん、こういう熱さって好きだねぇ。きちんとドラマ的に作品が構成されているってのは聴いている側もきちんと情景を浮かべて聴けるってもんだ。終盤の叙情的な盛り上がりはこのバンドの真骨頂かもしれない…、ジャンルはかなり異なるがニドロローグのような情景の盛り上げ方は好きです、はい。中味が何について歌われているのか知らないが「The Aquila Suite」なんだから鷲についての組曲ってトコだろう…いや、鷲座をテーマにしたファンタジーとかだと非常に好みだな(笑)。

 しかしアマゾンにCDはないのか…、っつうかCD一回くらいしか発売されたことないんかな?う〜ん、それにしては勿体ない音だね。

Arc - ...At This 1971

 1970年初頭の英国ロックが何も突然多様化したワケではなく、その前にはもちろんサイケデリックムーヴメントがあったりブルースロック発祥と言った土壌があったワケで、当然ながらその時代からミュージシャンとして生き残っていった人達が新たにバンドを組んだりすることでシーンに食い込んでいくという姿も見受けられた。

 60年代末期にスキップ・ビファティと言うバンドがあって、妙なサイケバンドだったんだけど、ポップ感溢れるユニークな音で楽しませてくれたんだが、そのバンドの残党が二人揃って組んだバンドがこのアークというバンドだ。アーク名義では確かこの「我が王国よ」というアルバム一枚しかリリースされていないと思う。これもまたデッカから1971年にリリースされたものでジャケットがダサいんだが…(笑)。この後に確かグラハム・ベルを迎えてBell + Arcっつうバンド名義で一枚か二枚リリースされているんだけど残念ながらそっちはまだ聴いたことがない…、思い出したけど聴きたいアルバムのひとつだったんだ…。

 それはともかくこのアークがリリースした「我が王国よ」と題された「...At This」という作品、これがまた前身バンドを抜きにして聴いてみるとだな、実に英国チックな音を出したアルバムで正にハマりまくるのだ。別に素晴らしい名盤とか語る気はないんだけど、聴いていると凄く英国的で、こういうのがわかってくるとこの深い森に突入したくなるんだよ。そうだなぁ、ハードロックではないけどギター中心のバンドとも云えるし、かと思えばやっぱり繊細なピアノ中心だったり、歌も結構しっかりしていたりする。地味と言えば凄く地味な音を出すバンドなんだけど、それがもう英国らしい、としか形容できないくらい空気感が詰まってる。わかりやすく言えば滅茶苦茶チープなサウンドでスカスカなんだけど散りばめられた音がそれぞれ輝いているっつうか…、難しいな。一度バンドでコピーしたことあるけど結構気持ち良かった(笑)。ギターはブルースギターだからわかりやすいし、ベースとかもかなり面白い感じで入ってくるしね。この頃のドラムはもちろん単なるエイトビートなんてのはないから当然ロールしてるし。そういうところが良いんだろうな。

 これもアナログ幾らぐらいするんだろ?昔は見たことなかったからよく知らないけど多分5万円くらいはしたのかな?今ネットで探してみると3万円くらいであるなぁ。安いトコだと6千円くらい。う〜ん、難しい(笑)。でもこんなんで買えるならまた揃えたくなるって人もいるだろうなぁ。自分は最初にCD化された時に買ったからいいけどそれ以外はCD化されてないのかも。もったいないとは言わないけど、面白いバンドなので機会待ちってトコかな。それよりもBell + ArcのCDがあることに驚いた(笑)。

Arcadium - Breath Awhile 1969

no image 頼もしい領域のひとつにはもちろんあちこちで話題になっているキーフ、ヒプノシス、ロジャー・ディーンなんて名が並ぶジャケットのものやヴァーティゴ、ネオン、デラム/デッカ、などレーベルで特色が出ているものの部類だろう。この手のサウンドはやはり1970年代前後のなんでもあり的なプログレッシヴな音を中心に栄えているものが多く、またマニアックな視点になりがちな面も多いので人気が高いし、もちろん音もやっぱり楽しいし、正に英国ロックの象徴を語るにはこの辺を漁るべし。しかし一方ではCBSやマーキュリーなどのメジャーレーベルも似たようなバンド、もしくは全くそれらとは異なるバンドを発掘してきてデビューさせているものもあり、それらはどちらかと言うと王道路線に失敗したバンド、というようなものも数多くある。大物ミュージシャンの前身バンド、とかね。まぁ、この辺はどちらかと言うと調べにくくひとつの1970年代英国ロックというカテゴリだけに属さないでいるため、なかなか発掘されにくいもののようだ。

 …と、まぁ、ここのところのレビューに対する反応を見ているとそんなトコかなぁ、と思う次第で、その前に知らねぇよ、こんなバンドなんて、ってのばっかりってのはあるので絶対数が下がるのは必至なんだけど(笑)…。それはそれとして、本日はそんな英国ロックシーンが混沌としていた1969年、あまりにもマニアックでリリース枚数が少なすぎたために今では逆にそれが有名になってしまっているミドルアースレーベルからリリースされた不思議なバンド、アルカディウムで進めよう〜。

 とにかく、ヘタ、だ(笑)。だがしかし、これほどに繊細でそれぞれの楽器の音色が生々しく聞こえてくるってアルバムはそうそうないんじゃないかと思うくらい、言い換えると稚拙なレコーディングでもあるんだが、それこそが空気感を出していて良いのだ。バンド自体は5人編成で、ビートルズの影響からかそのうちの4人が歌を歌うようだ。メインボーカルは非常にパンチもなく弱々しく絶対にボーカリスト的な才があるわけではないこと一目瞭然の歌い方なのだが、バンドってのは不思議なもので、そんな歌でも妙にマッチしているものなのだ。そしてサウンドそのものはかなり変化に富んでいてオルガンがメインかと重茂がファズが掛かりまくってるはずなのにマイルドっぽい音のするギターが前面に出てきたり、繊細な透き通るような音だったりフワフワ感が心地良い。プログレって言う程プログレにはならず、もちろんハードロックでもなく、初期パープルに近いと揶揄されることも多いみたいだけど、どっちかっつうとWarhorseかな。いつものことだがこれぞ英国ロックの味。過度期に変化に埋もれていったバンドの記念作にしてはピュアな音が詰め込まれている秀作、だね。

 同時代のブルースを採り入れたバンドや新たにプログレッシヴの道を開くバンド、Zepに続けとばかりにハード路線に進むバンド、実に多くのモデルが巣立っていった時期に、英国風ごちゃまぜサウンドを切り開いていたバンドのひとつとは言い過ぎだけど、アルバム一枚で当然オシマイ、それこそが美学だよ。

Argent - In Deep (1973)

イン・ディープ(紙ジャケット仕様)  なんだろう、ふと何かの誰かのつながり調べをしていた時に出てきたんだよな、アージェントって。んで、そっか、と気になって自分のHDDに置いてあるんだが、これがまた何でだろ?って気になって聴いてみると結構気になる音でさ。特別に凄いインパクトがある音というわけでもないし妙に聞きにくいワケでもないし、至って普通に英国ロックなバンドで、そういう意味ではキンクスやアニマルズなんてのと同じ部類に入ってくるのかも、と思ったり。もっともそういう意味ではバンドの来歴からしたらゾンビーズを挙げるほうが適切なんだろう。ゾンビーズもよくわかんなかったな。サイケでキャッチーだったのまでは記憶にあるけどその後消滅して各方面にメンバーが分散、そこからの派生として出来上がったのがこのアージェントでもある。どういうコンセプトと方向性で出来たのかとかよくわかんないけど、時代の流れに合わせて出してきたアルバム各種はそれなりに評判が上がってて、1972年にリリースされた「オール・トゥゲザー・ナウ」が一番売れた作品として知られている、か?

 今回はその後の1973年にリリースされたジャケットが印象深い「イン・ディープ」で。見て分かる人には分かるヒプノシスのジャケットで深さと鮮明さとインパクトを与えているが、音の方は、まぁ、ジャケに負けていないと言ったら嘘になるかもしれないが、かなり頑張ってるサウンドでパンチは足りないが聴き応えはある音、と言った所だ。冒頭の「God Save Rock'n Roll To You」は1990年代にキッスがカバーした事で知られているみたいだけど、もちろん当時にアージェント達もヒットさせているロックンロール讃歌と言ったところ。雰囲気的にはモット・ザ・フープルの「All The Young Dudes」みたいな讃歌だな、と勝手に思ってるんだけどこういうのは英国からじゃなきゃ出てこないだろうな。いつ聴いてもこの讃歌は心地良く壮大で美しいものだ。英国ロック好きならちょいと知っておいて良い曲ですな。そして驚くのが次の「It's Only Money, Part.1」だ。何がって、これ、Zeppelinの「Whole Lotta Love」と同じ雰囲気出してるんだもん。曲とか真似てるワケじゃないし、多分そんなの意識してないだろうけど出てくる音がよく似ているし、歌も心なしかロバート・プラント的だしギターリフもそんな感じ。でもオリジナルってのはよくわかる。その辺のラス・バラードのセンスって見事なものだと感じる。

 アージェントってそんなに自分的には深く聴いたことのないバンドなんだけどメンバー全員の名前と経歴なんかも割と知ってたりするのでやっぱりそれなりにメジャー度の高いバンドだったんだと感心する。ロッド・アージェント、ラス・バラード、ボブ・ヘンリット、ジム・ロッドフォード…。リズム隊はキンクスで知られてたりするし、ラス・バラードは各作曲方面で有名…レインボウの「I Surrender」や「Since You Been Gone」なんてのがあるからね。

 さて、この「イン・ディープ」という作品、冒頭に数曲の放つインパクトは結構なものでアルバム全体の評価が上がるんだけど、以降は割と曲によるバラつきがあって、妙につまらない曲と楽しくなるのがある…後にこの辺のセンスの違いは大きく出てくるんだが、結局はロッド・アージェントの曲とラス・バラードの曲のセンスの違いなワケだ。まあ、ラス・バラードはこの後脱退することで成功するんだが…。しかし本人達はそんなにハードロックな要素を持ったバンドだとは思ってなかったと思うのだが、結局は後々のハードロックバンドに支持されるというユニークな存在のアージェント、また全アルバム聴き直してみるのも良いか?