Roger Waters + Syd Barrett

Dedicated to Syd, My friend 2006.7.12

現在ロジャー・ウォーターズはヨーロッパツアー中で、しかも今回はフロイドの名作「狂気」を丸ごと演奏するという触れ込みで宣伝され、実際に「狂気」が丸ごと演奏されているようだ。ライブは恒例の「In The Fresh」から始められ、アンコール最後の最後も「Comfortably Numb」なので2時間以上ものセットが「The Wall」の間に挟み込まれていて、前半はその中に「炎」の大部分も組み込まれているワケで…、残りは「Animals」とソロ作からという豪勢なセットリストになっているみたい。

 去る7月12日、ロジャーはイタリアのルッカという所でライブを行う予定になっていたが、当然この日になって初めてシド・バレットの訃報を知ったのだと思う。果たしてロジャーの胸にはどんな想いが去来したのかは全く予測できないけど、ある種感慨深いモノがあったとは思う。なぜ、こんな話を書いているのかと言うと、この日のロジャーのライブの様子は前半部分だけながらもラジオで収録放送されていたのだが、それを友人より入手してようやく聴いたからだ。もちろんラジオ放送からの録音CD-Rなので素晴らしい音質なんだけど、そこには「炎」収録曲である「Shine On You Crazy Diamond #1-4」「Have A Ciger」「Wish You Were Here」が演奏されていた。もちろん普通に聴いていれば聴いているだけで終わるのだが…、普段邪魔なMCをほとんど挟まないロジャーが、「Wish You Were Here」のイントロギターが被ってから「シド・バレットに捧ぐ」みたいなことを言ってから歌が始まるんだよ。多分「炎」を歌う段になったあたりからやっぱり沸々とそういう気持ちが出てきたのかな、なんて憶測してる。心なしか歌がもの凄く説得力を持って迫ってくるようにも聞こえてくるもん。「How I wish, How I wish you were here…」。う〜む…。そして驚くべきタイミングなのだが、このツアーの幾つかではフロイドのキーボード奏者でもあったニック・メイソンがスペシャルゲストで「狂気」を演奏することもあり、正に今日のライブはニック・メイソンも一緒にプレイしていたと言う。

 だったらギルモアさんもさぁ…どうせ二度とフロイドやらないって言ってるなら、せっかく良いタイミングがあったんだからリック・ライトと一緒に参加するなんて離れ業もアリだったんじゃない?なんて思うんだが、まぁ、イギリスだったら可能かもしれなかったがイタリアじゃしょうがないか…。故にロジャーとニックはこの「Wish You Were Here」で見事にシドを追悼したとも言えるワケで、ホントに感情移入してしまうよ。ただ、さすがにプロだから、そのために全く異なるというものでもないってのがさすが。常にハイレベルな音楽を提供しているので、こういう時だからと言って何かが異なるワケではないのだ。うん。聴いている側の思い込みかな。

Radio K.A.O.S(紙ジャケット仕様) Radio K.A.O.S 〜 Radio K.A.O.S(1985)

ピンク・フロイドとの確執が芽生えてきた時期のロジャー・ウォーターズの反撃作…と言っては語弊があるが、その意思は十分にあった作品がこの「Radio K.A.O.S」だ。前作「The Pros and Cons of Hitch Hiking」ではエリック・クラプトンをギターに配して話題をさらい、もちろん楽曲レベルも非常に高いコンセプトアルバムを展開していたが、なかなか売れ行きは苦戦したようだ。ツアーでもクラプトンを帯同したものの、空席の目立つ会場が多かったとか…。そして今度はピンク・フロイドの「」にぶつけて自分の作品を出してきた。

 相変わらずコンセプトアルバム好きなロジャーの不思議な物語が展開されるアルバム「Radio K.A.O.S」。ただ、あまり物語そのものを追求したことはなくって、ひたすら音で聴いているのでどうにもその辺は弱い。同名ビデオがリリースされていて、そいつを見ながらだと何となくっていう感じだったからいいや、ってなモンでした。ただし、音の世界はさすがだなぁ〜と感動して何度も聴いた代物。これこそピンク・フロイドの世界、って思うモンね。もっとも「ザ・ウォール」や「ファイナル・カット」がロジャー主導だと思えば当然の音世界なのだろうけど、好みで言えばやっぱりロジャーのこの世界が好きだしさ。

Radio Kaos [VHS] [Import]  冒頭はキャッチーな「Radiowaves」で80年代を象徴するようなデジタル音を強調したサウンドでリスナーを引き込み、次なる「Who Need Information」では最早サックスや女性コーラスによる壮大なロジャーの世界を繰り広げてしまうという、「ザ・ウォール」であれだけかかったクライマックスをさっさと創り上げてしまうというプロ業。以降のロジャーはこの路線をひた走りするのだからやっぱり本人も心地良いのだろうな、こういう壮大な世界観は。そう考えるとこのアルバムに自信あったんだろうなぁ…。偽フロイドには負けるワケがないって思ってても不思議はない作品レベルだもん。だって、これこそピンク・フロイドの世界だろ、って自負してたハズ。まぁ、世論の恐さを知ったってトコでしょうか。

 あとこのアルバムの最後に入っている「Tide Is Turning」も後々歌われることとなる名曲でして、ひょっこりと収録されているのも面白い。何故にライブエイドについての歌をここで入れたんだろうか?まぁ、何かと思いはあったんだろうけど。しかし、「Radio K.A.O.S」はホントに良く出来ている…。売れなかった理由は多分あまりにも「The Wall」や「Final Cut」と指向性が似通っていたためかもしれない。パンチのある曲が少ないのも理由だろうけど、聴いてしまえばそんなのどっちでも良くなるというロジャー信者には心地良いアルバム。ロジャーの作品に駄作なし、です。映像の方はDVD化されていないのかな?ストーリー仕立てのビデオだったんだけどね。

死滅遊戯 Amused To Death 〜 死滅遊戯(1992)

相変わらずジェフ・ベックの来日公演が盛んな今日この頃、全く見に行っていない自分ではあるけど気になってはいるんだよね。まぁ、来週にはどうするか決めておかなければ…。そしてベックのギタープレイが凄く驚異的にハマっているなぁ〜と印象深かったアルバムを思い出したので書いておこう。

 ロジャー・ウォーターズのまともなソロ作では三枚目となる1992年リリースの「死滅遊戯」。これもリリースされた時に真っ先に買いに行って感動して何回も何回も聴いた作品だね。ロジャーのコンセプトアルバムメイカーとしての才能は今でも枯れることなくその力量を発揮しているけど、その中でもかなり上位に入るコンセプトアルバムではないだろうか。…とは言っても中の歌詞をしっかりと見て読んで理解したワケじゃなくってね、音的に聴いているのでちょっと勿体ない。なので久々に引っ張り出してしっかりと歌詞を見て聴き直しましたが…、やっぱりよくわからない(笑)。それよりも随所随所でのジェフ・ベックのギタープレイのインパクトが凄い。この前の作品「The Pros and Cons of Hitch Hiking」ではエリック・クラプトンをギタリストに迎えて弾かせているし、「死滅遊戯」ではジェフ・ベックだったので、次は…なんて噂も後を絶たなかったんだけど、それよりもこのアルバムではリリースするだけしてツアーの噂もなく、ひたすらアルバムだけを聴くという作業に専念していたが、1999年くらいになってロジャー・ウォーターズがツアーを行うという知らせには驚いたモノだ。日本公演は2002年頃だっけ?面白かったなぁ。「Perfect Sence」とか素晴らしい歌だし、P.P.アーノルドも既に参加してる…。

 さて、この「死滅遊戯」だけど、もうさ、迫力と貫禄なんだよ。全てが。音のひとつひとつが重くて意味を持っていて正直凄く疲れる音。でも、何かかっこよくってさ、唯一無二の存在なんだよな、この人。歌が上手いとか演奏がどうとか言うのは関係なくて、存在だけで輝いているというか…。もちろんメロディメイカーとしての才能は長けていてこれだけ重い中にもキャッチーな歌メドがいくつも散りばめられているし、その合間にジェフ・ベックのエキセントリックなプレイが華を添えている。まったく素晴らしい作品で、パンクなんかよりもよっぽどパンクらしいメッセージと強さを打ち出してくれている。これでロジャー・ウォーターズのソロのファンになったっても過言じゃないもん。

Ca Ira (W/Dvd) (Hybr) (Dig) (Spkg) Ca Ira 〜 死滅遊戯(2005)

構想からリリースまで15年という月日が要されたロジャー・ウォーターズの意外な代物「Ca Ira」がようやくにして市場に流通する段階となったので早速聴いてみた。SACD盤盤と通常盤がリリースされているがもうじき日本盤も発売するようだ。前評判通り、全編クラッシックとオペラと云う作品でそこにはいわゆるロックというものは存在していないけど、メロディーラインが流れるとやはりロジャーだな、と云う旋律が場面場面で聴けるのでついついにやりとしてしまうシーンはいくつかある。ピンク・フロイド時代から培ってきた効果音の効果的な使い方も恐らくクラッシック音楽からは出てこない発想で使われているので、その筋の人が聴いたとしても結構新鮮。ロック系列の音楽で育ってきた人にはあまりオペラを堪能するという高尚な趣味を持つ人も多くないと思うけど、それでも映画などではそれなりに見聞きしたことはあるはずで、今回何となく違和感があったのは英語によるオペラってとこ。オペラだとなんとなくイタリア語ってイメージなのでへぇ〜っていう感じはあるね。ま、それでも普通にロックを聴いている人にはかなりキツいクラッシック音楽なのでCD2枚を通して聴くには結構根性が必要。

 作品そのものは1989年にまで遡り、1992年に大々的に開催されたフランス建国200年記念イベント向けに企画されたものが発端だ。フランス革命をテーマにしたストーリーで「Ca Ira」というのは古くから語られてきた物語らしいが、音楽担当としてロジャーに仕事が舞い込んできたらしい。こういった壮大なものは確かにロジャーのお得意なのだが、ロジャーはこの企画に賛同してから9ヶ月程度で2時間以上ものデモテープを完成させており、その前に取り掛かっていた自身のソロアルバム「死滅遊戯」をも中断させてプロジェクトに取り組んだことからもロジャーの真剣さが伺えるというものだ。しかし、フランスの歴史的イベントに対し、イギリス人の音楽を採用するなどという行為をプライドの高いフランス人が納得しなかったのかどうか真偽は定かではないが、結局他の企画に持っていかれたようだ。要するに秤にかけられていただけという結果になったらしい。それでロジャーもやる気を無くしてしまい、自身のソロアルバム「死滅遊戯」に再度取り掛かり、奇しくも1992年9月、正にフランス建国200年記念のイベント開催時期に市場にリリースしたのだ。さすがにひねくれ者のロジャーらしいやり方にはニヤッとしてしまう。

 そんないきさつがあった関係上なかなかこの作品を世に出すタイミングがなかったようだが、何年か前からファンの間ではそろそろこれがリリースされるらしいと噂されており、2004年5月1日のマルタのEU加盟祝賀式典時に「Ca Ira」から3曲だけ演奏されて世に姿を見せたあたりから一気に信憑性を持ち始めて今日CDを聴けるようになったのだ。ロジャーってのは苦労する運命な人なんですね。でもここのところ「ライブ8」によるピンク・フロイドの再結成も叶い、幻の作品となりそうだった「Ca Ira」も完成し、年を取ってからのロジャーには運が向いてきたんじゃないかなって感じです。そんな作品の思いを聞き届けてじっくり聞いているとよく眠れます…じゃなくって、ロジャーらしさが随所に出てくるのを楽しめます(笑)。

Shine On You Crazy Diamond 2006.7.7.

2006年7月7日死去。ピンク・フロイド伝説から40年経過してようやく肉体の崩壊が訪れたようだ。そのニュースは7月12日に世界中に流れ、ブログ界では山のような賛辞と賞賛、そして追悼のメッセージが飛び交っている。

 シド・バレット

 世間一般的な面について語る気は毛頭無い。が、やはり向こう側の住人だった人間の作る音楽は一見普通よりも普通に聴けてしまうもので、しかし紙一重の差で狂気が宿っていることは聴いているとわかるものだ。まずジャケット…当時のシドの部屋で撮影されたようだが、ヒプノシスが到着するとシドが床をオレンジと紫のストライプに塗り分けて待っていたと云う。

 …狂気。

 歌詞の世界には手を出していないが、多分まともではないのだろう。しかし60年代サイケデリックムーヴメント時のバンドであればこのような歌詞は乱発されていたのではないだろうか、もちろん独創性はあるがそれだけではないだろう。やはりアコギの音で聴かれる狂気に畏怖の念を覚える。後に英国からコーマスと云うバンドが生まれるのだが、このバンドの狂気も相当のもので、アコギなのだ。アコギの狂気は恐ろしい。そしてもちろんのことながら歌声。いや、ごくごく自然でさらりと呟いているような歌なのでいわゆるサイケフォークの世界だが、やはり狂気。

 何なのだろう?

 そう思うことが多くて怖くて何度も聴かなかった。思い入れはあまりない。だが、恐れ多い作品で今でも制覇できていないアルバム「帽子が笑う不気味に」。今久しぶりにきちんと聴き直しているが、やはり妙な気分になる作品。ソフトマシーンの面々が参加している「No Good Trying」「Love You」あたりはそういう聴き方で聴けるからまだサイケ調に聴いていけるが…、他はシドのアコギにギルモアやロジャーがバックを乗せていった録音方法と聞く。ロジャーが降りるワケだ。しかしソフツの、特にロバート・ワイアットのドラミングは絶品。

 他人事ではなく自分たちの周りに狂気に追いやられていった人を見たことがあるだろうか?幸か不幸か見たことがある。きっかけは些細なことだったりするが、もちろんシドがどの程度の狂気に追いやられたのかはわからない。音楽を捨てるってのは別に狂気だからというものでもない。表現手段としてもう終わってしまっただけということもある。そして単にドラッグで廃人=やる気のない人間になっただけという捉え方もできて、というか現実的で一瞬だけ光り輝いた人生の反動なのかもしれない。

 …不明

 狂気に追いやられる人種を目の前で見ていると狂気が見えてくる。どうしようもないくらい近い距離でも手の施しようがないものだ。ロジャーの気持ちは人間として相当のものだったろう、それは彼の後の作品からもわかるが、一体どれくらいのリスナーが同義として捉えて聴いていることだろうか?単なる伝説、美化された神話になってはいないか?別に構わないのだが…。

 …訃報

 彼は既に精神が天に召されていた人間であり、ロックの神話の中では肉体のみが存在していたがそれが崩壊してしまった。しかしロックの神話では彼はもう35年近く前に消え去っていた伝説なのだ。そしてレコードだけが残される。恐らく永遠に語り継がれていく狂気の宿った伝説と共に残されていくことだろう。

 …狂ったダイアモンド 否 クレイジーダイアモンド

Rest in Peace

帽子が笑う不気味に The Madcap Laughs Syd Barrett - The Madcap Laughs帽子が笑う不気味に(1970)

 「ロック史においては重要な存在だろうけど、俺たちにとっては厄介な存在だった」とはロジャー・ウォーターズの弁。言い得て妙であろうと思う。ここまで厄介な存在になってしまったシド・バレットという友人をどうしてよいのか非常に悩ましかったことだろう。残念ながら一昨年に60歳で逝去してしまったのだが、その時既に肉体と魂は切り離された存在だったことはシド・バレットという名前を知っている人にとっては久々に聞いた生々しいニュースだったことだろう。 The Madcap Laughs

 1970年にリリースされた最初のソロアルバム「帽子が笑う不気味に」。アルバムジャケットはヒプノシスのデザインによるもので、写真撮影はロック写真家として有名なミック・ロック。これ、当時シド・バレットが住んでいたフラットの部屋の写真で、実際はピンクと黒に塗り分けてあったらしい。しかもミック・ロックが撮影に来ると聞いてシド・バレットが自分で突如として床を塗り分けたらいいから、実にアートセンスに長けた面々が揃ったアートワークなのだ。

 さて、背景は多々知られているのでそこらを漁ってもらうとして…、あまり詳しく書かれたブログ記事やウェブでの記事って多くなくって、ほとんどがシド・バレットの存在についてだったりイメージだったりピンク・フロイドとの云々になってしまっているので、ちょっと突っ込んだことを調べるのに手間取ってしまった「帽子が笑う不気味に」。まぁ、別にそんなに突っ込む気もなかったんだけど…。ただね、やっぱりシド・バレットの「帽子が笑う不気味に」って自分的にも恐らく多くのロックファン的にもかなり特異で異彩を放っている存在で、中身の音がどうのとか言うレベルじゃないんだよね。だから迂闊に書けないなぁ…って久々に思った。あんまりそういうのないんだけど、「帽子が笑う不気味に」はちょっと別。

 とある友人がこのアルバムを総評して一言「本当の狂ってしまった人の音楽と狂気を演じている音とは全く違っていて、本当に狂ってしまった人の作品は表面には出てこない危うさを被っていて一見普通に聞こえるものだ。」と言っていた。

 「帽子が笑う不気味に」を知識無しに聴いてみたら凄くアシッドフォーク的で良いアルバム、と思う人もいるだろうし、受け付けない人もいるだろう。ただ、本能的に何か違う、と感じるのでは?それがこのアルバムの持つシド・バレットという人間の本質だろうと思う。

 いやぁ、やっぱ書いてると他のサイトと同じく存在や背景についてになってしまうので、そろそろ中身について…。うん、「帽子が笑う不気味に」のバックはソフト・マシーンだ、と言われていてソフツ好きな人間からするとやはりというような満足感はあるんだけど実際にはアルバムの2曲目と3曲目のみのバックでマイク・ラトリッジ、ヒュー・ホッパー、ロバート・ワイアットがプレイしている。さすがにアルバム中ではこの二曲のアレンジがかなり浮いている。シド・バレットの歌唱力というか存在感がアルバムを統一しているから問題ないけど、バックの音を聴いているとかなり異質な音色ですね。さすがソフツ。その他の曲はロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアが基本サポートしているので、確かにしっくりとしたプレイ。危ういギターバッキングは全部シド・バレットによるものだろうけど、最初の「Terrapin」が始まった途端にゾクゾクしちゃうもんね。アコギ一本と鍵盤少々のアレンジで生々しいシド・バレットの浮遊した世界。アルバム中どの曲も基本的にこの浮遊感が漂っていて、何故かとても美しい音が聞ける。

 やっぱり辛いねぇ…この人のアルバム。何か純粋に音だけを語れないというか、一曲づつが重く響いてしまうんだよね。普通に聴けばとても聴きやすく軽い音なんだけど、自分的にはどうしても重くて…、好きなんだけどさ、ちょっとだけシド・バレットの存在していた世界をチラチラと見えてしまうから、キツイ。扉の向こう側に存在している人達の世界を表に出すとこういう音なんだろう…。