Rod Stewart - An Old Raincoat Won't Ever Let You Down

ロッド・スチュワート・アルバム(アン・オールド・レインコート・ウォント・エヴァー・レット・ユー・ダウン)(紙ジャケット仕様)  ジェフ・ベックの人柄ってどんなんだろうね。昔はあまり人を受け付けない性格だったんじゃないかと…。それとあんまりロック的なバカ騒ぎとかを好んでする人とも思えないんだけど、実際の所はよく知らない。あまりそういう部分に言及したのも読んだことないし、まぁ、グループでの活躍じゃないからバンドの伝説ってのにもならないしさ。ヤクでどっぷりってのも聞かないし、結構クリーンなイメージあるんだよな。う〜ん、やっぱベックってのは音楽家という側面が先にあるのかもしれない。

 そんなジェフ・ベック・グループからジェフ・ベックが抜けて、という言い方は正しくないけど、結果的にはそういう形になっちゃった作品とも言えるのがロッド・スチュワートのファーストアルバム「ロッド・スチュワート・アルバム(アン・オールド・レインコート・ウォント・エヴァー・レット・ユー・ダウン)」。ロン・ウッドはギターとベースで参加していて、ミック・ウォーラーもドラム叩いているし、もちろんロッドが歌ってるワケで、結局ベック無しのベックグループ。これがまた素晴らしい出来映えの作品なんだけど、もちろんロッドのアルバムだからロッドの力です。こういうヒネた書き方もなかなかされないと思うが(笑)。そして名曲として名高いのがマンフレッド・マンのマイケル・ダボが作ったロッド向けのいやらしいバラード「Handbags & Gladrags」ですな。もちろん冒頭のストーンズカバーの「Street Fighting Man」からしてロッド独特の世界観を表した名盤の予兆ありなんだけど、見事に泣かせてくれる曲が、このバラード。今でも歌ってるんじゃないか?そういえば3月に来日するな…。

 しかしこのアルバムで驚くのはギタリストにマーティン・ピューが参加していたってことだ。キース・エマーソンの鍵盤はゲスト扱いで…、いや、これもEL&Pの前だからねぇ…。ロッドって結構人脈広いよ。もちろんショットガン・エクスプレスやスティーム・パケットでの下積みがあるからだろうけど、色々なジャンルの人と結構関わってる。そしてマーティン・ピューかぁ〜。この辺が彼の下積みだったんだろうけど、良いところ入ってるじゃないか、と。この人はこの後Steamhammerで活躍(?)して、キース・レルフとアルマゲドン組んで、キャプテン・ビヨンドっていうバンドを渡り歩いていくんだけど、こんな所で発見できるってのは面白い。論ウッドを差し置いて(笑)、ギター弾いてるってのは見事よ。いやいや…。

 しかしまぁ、名曲揃いのロッドのファーストアルバム「ロッド・スチュワート・アルバム(アン・オールド・レインコート・ウォント・エヴァー・レット・ユー・ダウン)」だ。ジャケットはレーベルが変わるってことで非常につまらないセンスのないジャケットに変更されてしまってからの再発が多かったがやはりオリジナルのキーフのセンスが光るジャケットがよろしい。ここからロッドのアコースティックロッカー路線が始まるのだった。そしてもうすぐ来日記念ってことで紙ジャケでこの辺結構リリースされるらしい。

Rod Stewart - Gasoline Alley

ガソリン・アレイ  世紀のボーカリストと宣伝文句で書かれていてもどこか信憑性に欠けるよなって思いながら斜めに見ていたロッド・スチュワート。それもそのはず、時代は金髪美女を抱きしめるのが最高のロック(ポップ)スターってな頃にロッド・スチュワートって名前に会ったからだ。一般的に大西洋を超えてからのロッド・スチュワートはロックから見放された…もしくはロックを見放したというような風潮がある。別に反対もしないけど、そうなのかな、なんて思っていながらもなかなか手を出さなかったロッド・スチュワートのソロアルバム群。一方ではFacesのかっこ良さに惹かれていながらね(笑)。

 1970年、もちろんFacesに在籍中…ってかさ、ロッド・スチュワートってソロ名義ではアメリカマーキュリーと契約していて、Facesは英国ワーナーと契約していたというややこしい契約形態。簡単にいえば、掛け持ちくらい別に大丈夫だよっていう適当な性格なワケだ。案の定その掛け持ちは全然出来てしまったのだが、そんな1970年、Facesでもファーストアルバム「ファースト・ステップ」をリリースした頃だ。そこで一方ではソロ名義でのセカンドアルバム「ロッド・スチュワート・アルバム」をリリース。これがまた、Facesもソロも平気で関係なくロン・ウッドもロニー・レインもケニー・ジョーンズも参加してくるという仲間の輪が頼もしい。だからこの頃のロッド・スチュワート名義のアルバムってのはほとんどFacesなんだな。

 ところがこの頃からしっかりと音的なスタンスはしっかりと分けていたようで、FacesはややスワンプがかったR&Rバンドという音を出していて、それこそR&Rバンドだったが、ロッド・スチュワートのソロ名義ではかなりトラッドフォークに寄ったロックのアルバムという感じでエレキギターを全面に出すような音作りではなかったのだ。アコースティックというのか歪んだギターではない音。ただしビートもロック的だし、曲もロック的なので不思議な音色を持つバンドを従えたソロ作という感じ。これがまた面白い音でさ、ロッド・スチュワートの最高のボーカルがこれでもかとばかりに炸裂していて、まだまだ無名だったロッド・スチュワートが唄いまくる、そんな姿を一番収録しているのがこの「ガソリン・アレイ」くらいじゃないかと。アルバムたいとるともなった名曲「ガソリン・アレイ」は不朽の作品で、日本語でも浅川マキがカバーして、その後には真島昌利がカバーしている。どちらもさすがだな…って感じだが分が悪い。相手がロッド・スチュワートなんだからやっぱり原曲の迫力と凄さがダントツ。

 「ガソリン・アレイ」にはそんな名曲ばかりが入っててさ、結構聴いたなぁ…。だからどれもこれも懐かしさもありながら郷愁を覚える情景が浮かぶ。これもロッド・スチュワートの歌声の魔力だし、アコースティックギターで語られる旋律の美しさ。何と見事に自然なエネルギーに満ちている作品なんだろうか。こんなに生々しい魂に触れてしまったら作られた音なんて聴けないよ。全く名盤。  昔からレコードで見ていて、マンホールの蓋がデカイジャケットをよく見つけててさ、たまに英国Vertigo盤のジャケを高値で見付けるんだけど、それも同じアルバムと気付くのにやや時間がかかった。似たようなコンセプトのアルバムジャケットだなぁなんて思ってただけで(笑)。いや~、英国ジャケはなかなか見れなかったものだ。ロッド・スチュワートの場合はアルバム的には米国盤の方がオリジナルになるのかな。ま、それでもやっぱり英国盤の方が良いけどさ。しかししっとりとした曲とおちゃらけたアコギR&Rが盛り込まれていてロッド・スチュワートという歌声で統一化された見事な作品。ぜひとも耳にしてほしいアルバムです「ガソリン・アレイ」は。

Rod Stewart - Every Picture Tells a Story

Every Picture Tells a Story  フェイセスのボーカリスト=ロッド。うん。で、この頃のロッドのバックバンド=フェイセス。う〜ん。でもそれで成り立っていたんだよな、とシミジミ思った。フェイセスを聴いているとやっぱりロックンロールバンド、これはロッドも含めてそう思えるグルーブなりバンド感なりがあるからだろうね。でもロッドのソロアルバムとなると同じメンツでやっていてもそうは聞こえないっていうのは何でだろ?だからソロアルバムなんだろうけどさ。

 ってなことでこちらも凄く久々に引っ張り出してきたロッド・スチュワートの初期の代表作の一枚「Every Picture Tells a Story」。ロックンロールな曲と世紀の傑作が一緒に詰め込まれた作品で、紛れもなくロック史に残る一枚、なんだけどロック好き同士の会話ではなかなか挙がらない一枚でもある(笑)。まぁ、ロックンローラーと言うよりもディナーボーカルという印象が強いからなぁ、この人も。嘘臭さがウリ、みたいなさ(笑)。

 軽口はさておき、この「Every Picture Tells a Story」というアルバム、本当に傑作が揃ってる。ロッドのしゃがれた声も居間とは全然違って悲愴感があったり味があったり、そんなにゆとりなんてないぜ、みたいなトコロで歌っているから切実感もあるしさ。何と言っても曲が良い。カバー曲も含めてこの人の場合は全てオリジナリティな曲として再構築してしまうから全部ロッド、なんだよね。あと少ししたらトム・ジョーンズみたいになるんだろうか(笑)。しかし歌上手いなぁ…。

 さて、バックはもちろんフェイセスの連中なので当然バンドらしい音になっているんだけど、粗野な感じがないからソロアルバムっぽいのかな。みんなちゃんと弾けば上手いのにねぇ…。そういえば1992年頃のアンンプラグドのライブ「Unplugged...and Seated」ではロン・ウッドがゲストで参加していたけど、ほとんどの曲が最初期のアルバムから演奏されていてかなり感動したなぁ。そっちもまた聴こう〜っと♪

Rod Stewart - Never a Dull Moment

Never a Dull Moment  英国のボーカリストとしての知名度としちゃ今じゃ多分トム・ジョーンズ的に名の知られているジェントルマンになっているロッド・スチュワート、もうね、あそこまで大成したロッド・スチュワートってのは誰も何も言えないワケでさ、ミック・ジャガーと同等の地位にあるんじゃね?くらいのものだ。特にアメリカでの成功は今でも大きなものだし、それなりに今でもカバー作品集をリリースしてシナトラ並の世界を築き上げているとも言えるか。昔の仲間からしたらアイツは何してんだ、ってのあったんだろうけどそういうのももう超越しちゃって、全部笑い話で再び遊んでいられるっつうのかな、そんな雰囲気すら漂っている人だ。

 自分もそんなにハマったことなかったけど、やっぱり最初期のロッド・スチュワートってのは凄くかっこ良いってことに気づいてからは結構そのヘンばかり聴いてたな。今でもロッド・スチュワートって人を誤解している人がいると思うので書いておくと、1975年くらいまでのロッド・スチュワート名義のアルバムって同時進行していたFacesのアルバムなワケなので、質とか演奏とかR&R度とか同じなんだよね。メンバーも一緒だし。ただ、やってることがちょいと違っててFacesはブルース寄りのR&Rスタイルで、ロッド・スチュワートのソロ名義はトラッドやアイリッシュ的な側面を打ち出した歌を聴かせるアルバムに近くてバックの演奏が前に出てくるのではない。その分バンドの力量も試されるんだけど、そこはプロ中のプロで、この両側面を楽しんでいるワケだ。Led Zeppelinはこれら全ての音楽性をひとつのバンドの中で消化してたけど、ロッドとFacesは2つの名義に分けて音楽性を楽しんでいたってことだ。

 1972年リリースのロッド・スチュワート名義での4作目「Never a Dull Moment」だな。相変わらずフェイセスの面々と共に作った作品で、冒頭の「True Blue」からしてもうぶっ飛ぶロックが飛び出してくる。フェイセスと切り離して考える必要ままるで見当たらないアルバムに仕上がっているので、フェイセス聴いてるけどロッド・スチュワートはまだちゃんと聴いてないって人には絶対にオススメだよ、この「Never a Dull Moment」は。ジャケットも地味だしタイトルも地味だからいまいちロック史とかロッド・スチュワートの名盤アルバムには出てこないんだけど、相当熟成されたロックバンドのアルバム感あるよ。熟成って言い方もヘンだな…、脂の乗った、かな。ロン・ウッドって上手いな〜とかロニー・レインもさすがだな〜とか色々わかるし、もちろんロッド・スチュワートの歌声がホントにカッコ良い。ロッド・スチュワートをカッコ良いなんて思ってはいけないって思ってたけど、カッコ良いんだもん(笑)。

 歌そのものもあるんだけどさ、歌の途中に「ハハッ!」とかさり気なく笑い声があったり余裕が出てくるんだよな。そういうゆとりを持ちながら軽くこんな歌、歌っちゃえるんだぜ、っていうかさ。感情移入しなくたってバラードでリスナーを泣かせられるぜ、みたいな天性の才能を生かした人。全く恐ろしいほどにロックなアルバムで生々しい感情があふれているアルバム。やっぱねぇ、天下一品の一級品です、ロッド・スチュワートは。もちろんこの頃のバックバンドとして位置付けられていたフェイセスのプレイもヘタウマとかじゃなくて、最高にカッコ良いロックバンドのプレイと音。今からでも遅くない、ロッド・スチュワートの初期アルバムは絶対に取り組んだ方が良い。

Rod Stewart / Faces Live - Coast To Coast

ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ  やっぱりこの辺の人脈で一番なのはFacesに尽きるだろ、ってことでFacesを聴く。しかもファーストから一気に順番に聴いたんだがバンドってのは面白いものでアルバム聴いてるだけで上り調子なのか下り調子なのかってのもわかってしまうもんなんだな。それぞれのアルバムについては既にブログで結構書いているので繰り返さないけど、今回はその続編ってことでこれまであまり積極的ではなかったライブアルバム「ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」に出てきてもらいましょう。ロニー・レイン繋がりで来たけど実際にこの「ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」に参加しているのは既にフリーから流れてきた山内テツさんでして、ロニー・レインじゃないんだけど、まぁいいじゃないか。唯一全盛期70年代英国ロック界で活躍していたサムライジャパンなのだから。

ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」は1973年のツアーでのライブを収録した一枚で山内テツが参加したFacesのアルバムとしては唯一の作品。ライブ盤だから故にロニー・レインの面影なくとも全然ロックンロールを繰り広げることのできたFaces我流のパーティライブ。正直に言えばこのくらいの楽曲とライブならベーシストは誰でもよかったのかな、とも思うけど、これからってとこだったのかな。もっと活躍してほしかったテツさんです。ただまぁ、しょうがないかね、この辺の流れは。全ての要因はロッドにあるんだが(笑)。

 そんな戯言はさておき、「ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」のロックンロールなライブは間違いなくロックの名盤ライブに挙げられること間違いなしの躍動感と臨場感。チープな音とも言えるけどステージの熱気と楽しさがありありと伝わってくるもんね。ロン・ウッドのギターも結構派手に弾いているし、ロッドはもう普通に歌ったってアレだしさ。

Facesとロッドってどっちも同じ面々でのレコーディングだったからというのもあってか、ライブではロッドのソロ曲もFacesの曲もプレイしているのが面白くて、最初はなんだこれ?なんて思ったけどやってる側からしたらそりゃそうだよな。おかげでロッドの初期の素晴らしい作品も聴けたし、それこそFacesだし…。「ロッド・スチュワート & フェイセズ / ライヴ」でもロッドの曲も入ってるのが面白いし、ただ、ライブだからやっぱりFacesになってる。ここまでご機嫌なロックンロールを奏でられるバンドって実は少ないんだよ。ホントにFacesとStonesくらいじゃない?カバー曲も自作曲なにも全部ひっくるめて楽しんでるし、いいなこういうの。全くご機嫌になるサウンド♬

Rod Stewart - Smiler

Smiler 昨年末くらいから何となく気軽に聴けるモノってことでちょこちょこと今まであまり聴かなかったモノに手を付けていて、その中で改めてその深さに驚いて聴いている人がいる。ハマってるってのとは違うんだけど、今までやっぱどこか小馬鹿にしてた部分あって、あまりマジメに聴いてなかったんだよね。それがここのところiPodにもほとんどの作品を入れてしまって何気によく聴いてる…、リラックスしながらってのが多くて曲を覚えようとかそういうのではないんだけど何か心地良くってね。それで今の気分にあってるのかなぁ、と。

 アメリカに渡る前の英国人としての望郷を持った時代、1974年リリースのいわゆる初期ロッドの作品「Smiler」。いや、この頃のアルバム「Every Picture Tells a Story」「Never a Dull Moment」あたりからならどれでも良いんだけど、何となくご機嫌なロックンロール「Sweet Little Sixteen」から始まる「Smiler」がいいなぁと。フェイセズが思い切りロックンロールバンドだとするとロッドのソロ作品はロッドの歌を聴かせるアルバムというような位置付けの曲が多くて、フェイセズの面々がバックを務めていても目立ったものではなくて、フォーク調だったりブルース調だったり、やっぱりバックに徹しているって感じだから、その分ロッドもフェイセズでは思い切りロックンロールやってるんだよね。だから彼等は仲良かったんだろうな、と。そんなことも改めて感じさせられる最後の作品ではあるが。

 うん、最初から最後までロッドの歌声が素晴らしくて、それは昔から知ってたけどやっぱり凄い。人を感動させる歌声だもん。アルバム自体はカバー曲が多いんだけど、割とソウルな曲のカバーが多いのかな。ま、ディランの「Girl From North Country」だったり、「Bring It On Home To Me - You Send Me」なんてのもあって、曲の良さもあるけどホント、ロックもフォークもブルースもソウルもあらゆるモノを歌いこなしてしまう天賦の才は見事だよなぁ。いいんだよ。あまり大きな声では言えないけど最近ホントよく聴いてる。適度なロックンロールも心地良いしね。そして感動的なのはロッドのソロアルバムなのに素晴らしいアコギのインスト「I`ve Grown Accustomed To Her」が聴けるところなんてのは嬉しいよねぇ。

 そんで初期ロッドの作品はどれもこれも聴き直していて、楽しんでます。これ以降のでもまだしばらくは良いアルバムなのでいずれまた、って思ってるけど、ここで一区切り。ロック界に留まれなかった世界のスーパースターになってしまうんだな。それもよい、と思えるか。

Rod Stewart - Atlantic Crossing

Atlantic Crossing  ロッド・スチュワートなら英国時代のが最高だ、アメリカへ行ってからのはダメだ、っていうロック側からの信念みたいなのがあって、頑なにそれを信じてたりしててさ、ロッド・スチュワートも英国時代は結構聴いてたんだけどアメリカ行ってからの作品「Atlantic Crossing」以降はあんまり聴いてなかった。さすがに「Atlantic Crossing」は聴いてたけどね。んで、今回はその「Atlantic Crossing」です。スゲェ久々に聴いたんだけどさ、スゲェ良いアルバムじゃね?って気づいたワケ。

 そりゃ昔と違うとか魂売ってるとか売れ線路線に走ってるとかあるけどさ、そういうのも全部分かるんだけど、普通にロッド・スチュワートという歌手、ロックシンガーの良い所は全部出ているし、しかもロッドの歌だからこそ大したこと無い曲でもかっこよく仕上がっているっつうのも多いしさ、やっぱ凄いボーカリストだよ。確かにロックというカテゴリにこだわる理由はないだろうなというのも納得。

 そんなお話はともかく、この「Atlantic Crossing」はロッドがアメリカ進出を図るために気合いを入れて制作したアルバムでキラーチューンとして最後の「Sailing」が世界を制覇したとも言えるのだろうが、アルバム全体からしてこの時代に似合った、ロックからソウル、ファンクのリズムへの引き締まり具合を詰めて、この歌声だ。そして何よりも汗が見えるアルバムに仕上がっているってのが人気ある理由だろうし良い作品である理由なんじゃないだろうかね、踊ってるロッドが見えるもん。こういう生々しいのって最近聴かないなぁ…、流行らないのは分かるけど、自分なんかはこういう音聴いてる方がしっくり来て踊らないけど、ノリノリになれるもん。このノリそのものは好みじゃないけど、それでもそう思うんだからよく出来てるんだよ。そして「Sailing」でトドメとは全く…、ロッドの野郎(笑)。

Rod Stewart - Blondes Have More Fun

Blondes Have More Fun  70年代ディスコサウンドってのには大して興味を持たなかったし、よく知らないんだよね。どっちかっつうとブラコン的な方が売れてたみたいだし、その辺ってあまり得意ではないので余計に深堀もしないままなのだ。それでも歴史的に思うのはこの時代のディスコサウンドっつうのはロック畑のミュージシャンに相当の影響を及ぼしていて、大御所が次々と我も我もとばかりに大胆なディスコビートを採り入れたサウンドをリリースしてきたことだ。まずその代表♪

 1978年リリースのアルバム「Blondes Have More Fun」の最初に収録されている超有名な「アイム・セクシー」。そもそもセクシーな声を持ったロッドが歌うワケだからそれだけでいやらしいんだけどそれが時代の産物のディスコビートに乗って登場。何とドラムはカーマイン・アピスという驚くべき人選もその冗談さ加減がよく表れていて、ふざけてやったら売れちゃいました、っつう方が大きいのかもしれない。しかしメディアはこのサウンドの変貌を大きく報じたワケで、この辺がやってる側の冗談と受け手側のギャップなんだろうな。と思ってるけど、どうなんだろ?まぁ、ロッドのことだからそれが真相なんじゃないかと…。やっぱりロックンローラーだからさ(笑)。

 それでこの「Blondes Have More Fun」というアルバム、まぁ、ジャケットからしてエッチぃんだけど、「I'm Sexy」のプロモってばもうエロさ満開で(笑)、私生活そのままなんだろうなぁ〜、とロックスターの生活に憧れと夢を持つプロモだ、うん。今こういう夢を見せてくれるロックスターは少なくなってしまったので残念だけどこういうプロモ見てると夢が膨らむ(笑)。いや、それはさておき、シングルヒットありきでアルバムを聴いてしまっているからどうしても最初の「I'm Sexy」に耳が行ってしまうんだけど、いや、この曲はこの曲で凄いよく出来ているのでキライじゃないが、アルバムでの二曲目以降、これがまた実は結構ロッドの歌がしっかりと聴けるロック的サウンドで、決してディスコに魂売ったワケじゃないんですな。歪んだギターもしっかり入ってるし3曲目なんて「Bitch」って単語ありだしね(笑)。うん、これがまたアコギで素朴なロックソングでなかなか良い雰囲気なのだ。そういう素朴で聴かせる歌ってのがいくつも入っていて、シングルヒットだけをアテにして聴くと肩透かし。逆に「I'm Sexy」が浮いているんだね。

 この人、売り方が上手い。音はしっかりと昔と変わらない筋の通ったロックを歌っているし、声はもちろん全盛期なので誰が聴いても凄いっつう歌だし、サウンドもシンプルでコテコテしすぎてないのでストレートだもん。タイトル曲の「Blondes」なんて単なるロックンロールだしさ。これこそ昔のロックンロールと同じく夢を歌っている曲で、ブロンド姉ちゃんを、なんて歌っているかどうか知らないけど、そんな程度がロックだよ。  ロッド、ナメちゃいけない。いつまで経ってもロックンローラー、であってほしいんだけどねぇ…。いや、今は…。

Rod Stewart - Camouflage

Camouflage  昔からバンドが解散したり、解散してなくてもソロアルバムを出したりする人ってのがいて、大抵はボーカリストなんだよな。んで、ボーカリストってのはソロになっても売れる売れないはともかくやっていける人なんだな、なんて思ってた。だってギタリストのソロアルバムとか歌わないならソロアルバムとは違うと思ってたし、「ソロ」って言うからには一人で、その一人が代表で、みたいなニュアンスを感じてたからかもしれん。んで、成功するのはいつもボーカリストのソロアルバムなワケ。そりゃそうだろ、いつもの看板なんだから一人で出て来たって見る側からしたら変わらないもん、なんて。もちろん今じゃそんな風に思わないけど、昔はそう思ってた。

 ロッド・スチュワートが1984年にリリースした何とも派手でピコピコでゴージャスな時代の産物アルバム「Camouflage」です。当時からジャケットの地味な印象とは裏腹に何かやけにゴージャス感が漂ってて金持ちのスーパースターみたいな印象だったロッド・スチュワート、それでもどこか惹かれるものあったり、このアルバムでもジェフ・ベックとやってたりするから何なんだ?ってな感覚はあったもん。その後ロック好きな先輩んチでロッド・スチュワートってのはな、今はああだけどその前は…ってな話を聞いてなるほど、と。そっから漁りまくったのは言うまでもないが、そんくらいの知識の時にそれを知ったから割と偏見を捨てていられたかもしれない。ただ、この頃のソロ作を聴いてて面白いとはまったく思わなかったんでダメだろ、これは、って思ってたけどさ。ま、それは今でもだが(笑)。

 しっかしまぁ、良く出来たアルバムだ。音的には全然面白く無いはずなのにロッド・スチュワートっつう歌い方とやたらと派手な音のせいか随分とカッコ良く聴こえてしまうしプロモ見たって派手でカッコ良いし、更に歌はメチャクチャ上手いしでやっぱ天性の才能なんかなぁ、見事です。ジェフ・ベックのギターってもそりゃ知ってて聴いてりゃわかるけど普通に聴いてたらちょっとトリッキーなだけで他の曲でも似たようなラインが出てくるからさ、わかりにくいんじゃないだろうか。それよりも自分的にはFreeの「Alright Now」をカバーしてる方が驚いた。ポール・ロジャースの歌をロッド・スチュワートがカバー、しかもロッド・スチュワートのバージョンはもうホントに洗練されちゃってあのドロドロさなんて欠片もなく見事にヒット曲ですっ!みたいにあっけらかんと歌われているのが見事。トッド・ラングレンのカバーの方はまだ分かるけど、Freeのカバーは驚いたなぁ…、当時じゃなくて今聴いてそう思った次第です。そう思うとこのつまらなそうな時代の作品でも面白いところは幾つもあるんだろうな。

Rod Stewart - Unplugged...and Seated

Unplugged...and Seated  先日来日公演を果たし、一部のファンを熱狂の渦に巻き込んだとか巻き込まなかったとか…。64歳にもなって相変わらずロックを歌うロッド、ってのは想像付かないんだけど、やっぱりエンターティメント性が高いショウとなったようです。ま、それでもヒット曲や名曲は多数あるので全然普通のライブでもそうなったってことで、満足度が高いショウだったことでしょう。見たかったけどなぁ…、まぁ、レコードでも一緒か、と。あの「The Great American Songbook」シリーズでの来日公演とかだったら面白かったのにね。ブルーノートあたりでやったりプリンスホテルの最上階でのディナーショウとか…、あ、やっぱ方向が違くなるな(笑)。

 オリジナルリリースは1993年頃かな?映像は出てなかったんじゃないだろうか?アンプラグドシリーズでも評判の良い「Unplugged...and Seated」だけど、今になってデラックス・エディション…、コレクターズ・エディションが出る。音の方はリマスタリング&追加2曲、そしてDVDが付くってことで、このDVDのために買うか、と。今更なんだが、ロン・ウッドが久々にロッドと一緒にやったのがこの「Unplugged...and Seated」で、ベックと云いロンと云い、ロックの別の側面を網羅しているロッドのキャラクターと歴史はさすがです。そしてこの「Unplugged...and Seated」でのロニーは見事にギタリストに徹していて、この二人が並んでいると「Unplugged...」のくせに妙にロックにしか聞こえないという不思議。ロッド一人だと歌い手、って感じなんだけどさ。

 しかしまぁ、久々に聴いたけど名曲いっぱいあるねぇ、この人は。他人の名曲歌っても素晴らしいものにしてしまうけど、自分でも良い曲いっぱいあって、そしてこの声かい、って。往年の古い曲がここで久々に甦ったんじゃないかな?今年フェイセスの再結成を目論んでいるというウワサは聞くんだけど、どうなんだろうね。一説にはロッドがロニーに曲を書け、って催促していたとか…。いやぁ〜、これ良いわぁ〜。多分最近の曲が全然なくって思い切り昔の曲ばかりを再アレンジしているからだろうな、聴きやすいのはさ。ロッドってこんなに面白かったの?って思うくらいにロックしてる。アンプラグドの方がロックしているロッド(笑)。面白い人だ。

 マンドリンを手に取るシーンやロニーと目を合わせて楽しむシーン、二人が並んでいると絵的にかっこよく見えるってのも重要。多分最後の来日公演でもあったこないだのライブを思い起こしてこんな素晴らしい「Unplugged...and Seated」でまた別の楽しみってのも贅沢だね。良いわ、これ。しかしYouTube張ろうと思ったらほぼ全てのこの映像が削除されていた…。ま、そりゃそうか(笑)。なので替わりに…。

Rod Stewart - Live 1975-1998

ライヴ・ベスト1976~98  ロッド・スチュワートの4枚組CD「Live 1975-1998」、国内盤ですら4,000円、未発表ライブ多数入ってるワケなんだが、こんなプライス。もったいないと言うか、そんで良いの?みたいな感じ。以前にビデオなどでリリースされていた音源だけってのもあるから総合的な価値はさほど高くないみたいな部分もあるらしいけどね。それはニッチなファンにとって、という意味で、自分みたいに適当にロッド・スチュワートを聴いている人間にしてみると、Faces時代のライブは結構興味もあって聴くのもあるけど、ロッド・スチュワートになってからのライブなんて全然聴いたことないしそっちに興味も行かなくて今回のリリースは何かと面白そうだってのがある。

 

 1976年から98年までのライブが各所からベストセレクトでひたすらに並べられていて、これはもうベスト盤ですね。新しい時代に歌われる古い曲の深みもあれば当時新曲だったんだろうという古い曲、アルバムリリース時だからこそライブで歌われた曲などロッド・スチュワートって人のロック以降のライブがこんだけ聴けるのはいいよ。

 まぁ、偏屈ではあるけどやっぱり古い時代の方がライブ感あるし密度が濃い気がする。新しくなればなるほどに器用になっていくと言うのか…もちろんそれでもロッド・スチュワートという楽しみはあるんだけどさ。サラリと一回通して聴きながらの感想なんでまた印象変わるのかもしれないけど、今聴けば結構なロックだったじゃないか、と言うことに気づいた。

Rod Stewart - Soulbook

ソウルブック 大晦日となれば恐らく多くの人はネットには目もくれず、テレビを見ているか出掛けているか飲みに行っているか家族団らんしているか…みたいなトコロだろう。旅に出ている人も多いだろうし、ゆっくりとしていることだろう。また逆に今が稼ぎ時っていうことで働いている人も多いかもしれない。何はともあれ2009年が終わりを迎えようとしている。はて、今年は「ロック好きの行き着く先は…」的にどうだったかな。英国三昧ってのはあったが、特に新しいジャンルに目覚めたわけでもなかったか。あ、まとめWebサイトに着手したってことくらいだろうか。コンテンツが埋もれてしまってもったいないので適度なジャンル別にまとめたのはいずれ完全なカタログとして機能してくれるだろう。

 さて、2009年最後のアルバムレビューは先日素晴らしいカバーアルバムをリリースしたばかりの大御所、ロッド・スチュワートの新録アルバム「ソウルブック」です。以前から「ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック」や「グレイト・ロック・クラシックス」などで自作の曲ではなく世の中にある名曲群をひたすらカバーして、その歌声だけを我々に届けてくれることに専念しているようだが、この作戦は見事に聴き手の情感に訴えるモノがある。今更新作と言われるよりは往年の名曲をロッドの歌声で聴くという方が楽しみが増えるというモノだ。

 そして今回はアルバムタイトル「ソウルブック」通りにR&Bやソウルの名曲群をロッドの歌声でカバー。これがまたメロウで良い~感じなんです。黒くないからしつこくなくて、それでいて楽曲は黒いから深いので、結局ロッド色に染められた名曲が甦るってなモンですわ。ゲスト陣も気を配っていて、スティーヴィー・ワンダーやメアリー・ブライジなんかをも迎えている。更に楽曲ではビートルズで有名な「You Really Got A Hold On Me」なんかが気を引くところだけど、正直言ってどの曲もムードたっぷりに歌われているので、気楽にBGMとして非常に優雅な気持ちで聴けるという代物です。いやぁ~、かなり感動的だったわ、これ。しばらくBGMで流してたけど、ホンモノみたいに引っ掛からないから心地良く聴けるもん。ある意味ムーディでエロいかもしれん。いや、エロいってのはちょっと言い過ぎだが、かなり雰囲気が漂ってます。良い言い方すると一年を締め括るのには最後にこういうのを聴いて流して「ぼ~っ」としているのが一番心地良いのかなぁという気もする。

 ロッドってこういうの昔から聴いていたからカバーしたんだろうな。今回のために覚えたワケじゃないだろうけど…、どうなんだろ?そんでアレンジも結構さらりと軽くなっているのもロッドらしく仕上げているんだろう。ロックやポップスのカバーと違ってやっぱり多少黒っぽい部分は意識したような感じはあるね。うん、それでも面白い。いいじゃないか、こういう今のロッドの在り方、ヘンに頑張るより良いぞ。

Rod Stewart - Time

Time  既にボーカリストとしての名を馳せているロッド・スチュワートはここ最近、最近どころかしばらくの間やたらとカバーアルバムばかりを発表していて、類まれなる歌の才能を披露して古くからの名曲群を歌うことに専念していた。ライブをやりますと言えば、概ねそれらのカバーをメインに従えて観客の満足を得るか、自身の過去の名曲群を披露することでグレイテストヒッツライブを行うか、のような活動になっていた。皆が皆新作を期待していたワケでもなく、また旧譜の歌い直しでも全然問題なく一線に名を留めていられる程の人なのだからそんな活動もアリだろうと。ところがいつの間にか十数年ぶりの新作登場と言うニュースが囁かれ、さほど期待するでもなくアルバムはリリースされた。

 「Time」と題されたアルバムはそれほど気合の一枚というワケでもなく、極々自然に溢れ出た音が収められた作品のようで、昔の相棒ジム・クリーガンとの邂逅による影響から始められたロッド・スチュワートの溢れ出る才能から生み出された作品ばかり、それがまさかこれほど昔のロッド・スチュワートの音を奏でて来るとは意外な誤算。冒頭のシングル・カット曲「She Makes Me Happy」なんて冒頭のギター音からリールでアイリッシュ、ケルト風味なアコースティックロック調って感じで昔のソロ作は全部そんなんだったんだからついついニヤリとしてしまうリバイバル曲で、これがまた秀逸な出来映えだ。アルバム全編がそんなんだと嬉しいよな〜なんて思って聴いていると、ホントに70年代初頭のロッド・スチュワート的な音が続々と出てくる…そう、Facesをバックに従えたロッド・スチュワートのソロ作郡のようなイメージで、決して米国に渡ってからのロッド・スチュワート時代ではない古い時代の音に近い。これぞ皆がロッド・スチュワートに求めていた音なんじゃないだろうか?と思うくらいの作品集だ。アメリカに渡ってからのスーパースター、ロッド・スチュワートではなく初々しい時代ね。

 さすがに様々な歌を歌って鍛えた歌唱力はアチコチに反映されているようだが、相変わらずの熱唱ぶり、そりゃ高音がちょいと出なくなってるとかカスれ具合が昔よりもリアルになったとかあるけどさ(笑)、味ですよ、これは。昔と同じ音ではあるもののそこは鍛えられていて大衆性は高いし聴きやすいんで、これまでのロッド・スチュワートの全アルバムの中でもかなり良質な部類に入る集大成的なアルバムになったんじゃないだろうか。ケルトテイストのロックあり、クサいバラードも当然あり、軽快なルーツ・ミュージックもあり、素晴らしい作品集としか言えない王道中の王道。Renaissanceと共に古き良き新作として楽しめる一枚になるね。


The Steampacket - The Steampacket

ザ・ディフィニティヴ・レコーディングス(生産限定紙ジャケット仕様)  Steamhammerのドラマーにはこの時代前後に名を馳せることとなるミック・ウォーラーが在籍していて、それはもうジェフ・ベック・グループのドラマーとして知られていることになるんだけど、まぁ、この辺が人間関係の面白いトコロで、元々Steampacketってバンド…そうロッド・スチュワートがいたバンドでミック・ウォーラーもいたから当然知ってるワケ、その後ジェフ・ベックがロッド・スチュワートを見つけて一緒に組んで…そこでミック・ウォーラーもいたワケだが、その周辺ってのはイアン・マクレガンとかジュリー・ドリスコールとか色々いたワケ。んで、当然なんだけどSmall Faces〜Facesあたりの人脈まで繋がっていくからどうしたってベックからその辺、そして過去へ行くと繋がりが増えてきてねぇ…、まぁ、そんなことで今回はその発端ともなったバンドです・

 The Steampacketなんだけどアルバムってのは出てなかったんじゃないだろうか?多分シングルばかりで市場を賑わせたとか何とか…いや、調べてないからわかんないけど多分そんな感じで昔からアルバムらしいアルバムってないんじゃないかなぁ…。CD時代になってからはコンピ盤とか色々出て来て聴きやすくはなってるハズだけど、元々がモッズバンドだしシングルありきだったからそんなもんだろうと。そういうバンドも結構多かったんだろうしね。アマゾンで見ると今なら割とコジャレたジャケットの全曲集が手に入るようなので良いんじゃない?「The Steampacket 」ってのだけど。

 楽曲がどうのとかはそんなに違いを書ける程自分でも把握してないし、65年頃前後のモッズバンドだからThe Whoの初期と同時代だった、多分本物のモッズによるバンドだったんだろうが、音を聴いてもエッジの効いたクールなビートをキメてくれているのでソリッドでかっこ良いなという印象。ロッドの歌声も結構似合っててまだまだロックしてるなっていうくらいで割と好き。何がそんなにソリッドな感触なのかよくわかんないが、初期モッズの音は好みだな〜、まぁ、どういう役割だったのかわからないけどジュリー・ドリスコールやブライアン・オーガーもメンツに組み込まれていて後の英国ロック史を考えれば非常に興味深いバンドのひとつだね。